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好きな夢を自由に見る…

好きな夢を自由に見る方法【明晰夢】

自分の意思で夢を見る方法を紹介します。訓練すれば好きな夢を見られるようになります。

更新日:

好きな夢を見たいと思いませんか?

好きな夢を自由に見る…

私達が普段見る夢、ほとんどの人は、自分の夢を決められないし、見るタイミングもわからないですね。しかし、その夢を見るタイミングも、見る夢の内容も、訓練によりコントロールすることができます。

ここでは、「自律訓練法」を利用した「WILD法」による「明晰夢」を見るテクニックを説明します。

明晰夢とは

明晰夢とは、簡単に言うと「はっきりとした夢」です。自分が「夢の中にいる」と自覚し、自由にその中を行動できます。そのとき、夢の中で見る風景は驚くほどくっきりと鮮明です。なぜなら脳で景色を見ているため、実際の視力は関係ありません。そこには、視力2.0の世界が存在しています。

これは、脳内において思考・意識・長期記憶などに関わる前頭葉などが、海馬などと連携して、覚醒時に入力された情報を整理する前段階(夢)において、前頭葉が半覚醒状態のために起こると考えられ、明晰夢の内容は見ている本人がある程度コントロールしたり、悪夢を自分の望む内容(厳密に言えば無意識的な夢と意識的な想像の中間的な状態)に変えたり、思い描いた通りのことを(実現可能な範囲内で)覚醒時に体験したりすることが可能である

出典:明晰夢 - Wikipedia

自律訓練法とは

自律訓練法とは、自分の感覚を自己暗示で誘導し、体をリラックスさせる方法です。まずこの方法ですぐに眠れる状態にします。
具体的な手順は後ほど説明します。

自律訓練法(じりつくんれんほう、Autogenic training)とは、1932年にドイツの精神科医シュルツ(Schultz,J.H.)によって創始された自己催眠法であり、リラクゼーション技法である。 ストレス緩和、心身症、神経症などに効果がある。 自律訓練法は厳密には複数の訓練からなる。

出典:自律訓練法 - Wikipedia

WILD法とは

(Wake Induced Lucid Dream)の略で、起きている状態から夢に入るという意味です。夢を見るタイミングは様々ですが、ここでは、起きている状態から入眠時にそのまま夢を見る方法を解説します。

訓練すると
・自分が眠る瞬間が分かる
・自分が夢に入る瞬間が分かる

ようになります。
こちらも具体的な方法は後ほど説明します。

明晰夢を見るための準備

快適な空間を用意する

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夢は寝るときに見ます。当然ながら布団やベッドで横になって寝ることになりますので、快適な空間を用意しないといけません。

静かな部屋

部屋は静かな方がよいです。部屋に時計などの気になる音を発生するものがあればそれは電源を切りましょう。
長時間布団で横になることになるので、スマホはおやすみモードにしてしまいましょう。

快適な温度と湿度

暑くても寒くてもいけません。エアコンや加湿器などえ部屋の温度と湿度を調整してください。

部屋の明るさ

部屋の明るさについては人によって違います。
真っ暗にすると眠りが深くなってしまうので、少し明るい方がいいとう人もいます。
ただ、LEDライトなどが真上にあると目に光が入ってきて気になってしまうので、間接光などでやさしい光に調整してください。

明晰夢を見やすい体調と時間

明晰夢は、「浅い眠り」のときに起こります。
そのため、がっちり昼間おきて夜に寝ると、すぐに深い眠りに入ってしまい夢を見ることが出来ません。そのため、「浅い眠りで二度寝する」状態を作ることが大事です。

まず4時間寝る

人間の睡眠サイクルは1時間半といわれ、1時間半、3時間、4時間半、6時間というサイクルで浅い眠りが訪れます。これは人によって睡眠サイクルが違うので、まずは自分の睡眠サイクルを確認してください。

そして、4時間という時間は、深い眠りから浅い眠りになるぐらいのときです。
無理やり起きるとつらくもなく、すっきりもせず、なんとなく眠い状態で置きます。

すこし活動する

起きたら、すぐに寝ると寝てしまうため、いったん起きます。トイレに行き顔を洗い歯を磨き水分を取りましょう。ほんの少しぐらいなら食事をしてもかまいません。ほんの少しです。食べたあとにすぐ寝ますので、消化のいいものを食べましょう。
ただし、糖分の多いものをとってはいけません。糖分が頭にまわり、目が完全に冷めてしまいます。

まどろんできたら、ふたたび布団に入る

眠くなってきたらふたたび布団に入りましょう。先ほど少し活動したので、すぐには寝られないけど、なんとなく眠い、そんな感じの状態だと思います。この状態が一番明晰夢を見やすい状態です。さぁ、次のステップに進みましょう。

リラックス状態を作り、夢を見やすくする

自律訓練法で睡眠導入する方法です。この方法を利用することにより、意識を保ったまま入眠することがしやすくなります。

自律訓練法による睡眠誘導

自律訓練法とは、次の動作を順番に心の中で唱え、自分がそうであると感じ、睡眠に落ちる方法です。

背景公式:気持ちがとても落ち着いている。

まずは気持ちを落ち着けます。大きく深呼吸を一度行い、その後軽い深呼吸を二度します。その後、一度全身に力をいれ、すとんと力を抜いてください。すると、体がリラックスします。

そのあとは、自分の楽な呼吸を「鼻」でします。
人間はリラックスすると下が上顎にくっつくので、リラックス状態では口呼吸ができません。

必ず鼻呼吸が必要なため、鼻づまりがある場合は日を変えましょう。
鼻で息をするのが苦しい場合は、枕の高さを調整します。なお、できるだけ枕は低いほうが、リラックスできます。

第1公式:手足が重い

「右腕が重たい」「左腕が重たい」「右脚が重たい」「左脚が重たい」/「両腕が重たい」「両脚が重たい」/「両手両脚が重たい」

そう自分に言い聞かせます。そして、どんどん手足の力を抜いていきます。だらーんとし、ベットや布団に体が沈み込んでいく感覚を想像します。すると、だんだんと手足が重くなっていく気がします。

コツは「絶対に動かないこと」です。自律訓練法をしている途中に体が痒くなったりして動くと、また最初からやりなおしになりますので注意してください。

第2公式:手足が温かい

「右腕が温かい」「左腕が温かい」「右脚が温かい」「左脚が温かい」/「両腕が温かい」「両脚が温かい」/「両手両脚が温かい」

次にこう自分に言い聞かせます。手足に流れる血流の感覚を意識してください。だんだん手足が暖かくなり、少ししびれるような感覚がしてきます。

そして、いつのまにか、手足の感覚が薄れ、リラックスした状態では動かせないような感覚になります。

第3公式: 心臓が静かに打っている

心が落ち着くのを感じてください。

第4公式:呼吸が楽になっている

ある一定以上リラックスすると、呼吸する感覚に変化が現れます。
呼吸が自分の意識から完全に切り離され、勝手に呼吸するようになります。具体的には顎の付け根あたり、耳の近くがリラックスし、自分の呼吸の音が変わります。
後述する体外離脱法では重要な要素になります。

第5公式:お腹が暖かい

体の内部もリラックスし、お腹当たりが暖かくなるのを感じてください。

第6公式:額が涼しい

額が涼しいと感じます。そうすることで、顔や目がリラックス状態になり、入眠しやすくなります。こちらも、後述する体外離脱法では重要な要素になります。

明晰夢を見る流れ

ふとんの中で自立訓練法を使いリラックス状態になったら、次に明晰夢に入るステップを行います。

瞑想状態に入る

ぼーっとする。何も考えない。

上記の自律訓練法と合わせて、布団の中でぼーっとします。なるべく何も考えないようにします。このとき、あれこれ悩み事や、明日の予定などを考えてはいけません。また、何も考えないようにすると自分自身で頭の中で自問自答してしまう人もいますが、これもいけません。
何も考えない。この状態でリラックスしていきます。

ぼーっとしていると、瞼の裏に映像が浮かんでくる

何も考えないでいると、何も考えていないのに、勝手に瞼の裏に映像が浮かんでくるときがあります。この映像は、ぼんやりとして鮮明ではありませんが、昨日みた映画だったり、昨日実際にあった出来事だったり、記憶の断片が現れているような気がします。

夢の正体

ところで、人は何故夢を見るのでしょう?人は、寝ている間に脳の記憶の整理をし、そのときに夢を見ると言われています。いわれてみると、昨日あった出来事や印象的な出来事が夢として出てくることが多いです。

みなさんお気づきでしょうか?先ほどぼーっとしていたときに瞼の裏に現れる映像、それも記憶の断片ですよね?そうです。実はその瞼の裏に映るぼんやりとした映像が「夢」です。

明晰夢はこのぼんやりとした夢を、はっきりとした夢にし発動させます。

瞼の裏の映像を意識する

瞼の裏に浮かぶぼんやりとした映像を意識しながらしばらくそれを観察しましょう。
ここで、強くその映像を意識しすぎると、その映像は消えたり、目が冷めてしまったりしますが、失敗しても何度も挑戦できますので心配しないでください。

コツは、目の焦点を動かさないことです。ぼーっとしてると目の焦点は合ってない状態ですが、映像に意識を合わせすぎると、目の焦点が動き目が冷めてしまいます。

慣れると簡単にできますが、慣れるまでは時間がかかります。
そして慣れてもこの状態は10分以上続くこともあります。時間がかかりますが、諦めずにずっと瞑想状態を続けましょう。

明晰夢に入る

この状態から明晰夢に入る方法は二通りあります。人によって得意不得意がありますが、慣れると簡単にできます。

ビジュアライゼーション法

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先ほどの瞼の裏に映像が浮かび、夢の中に入れそうな感覚が訪れたら、
その映像の中心に自分がいるような感覚に持っていきます。

ここは慣れるまでは難しいですが、
「頭の中をぼーっとしながら、瞼の裏の景色をぼんやり維持したまま、その景色の中心に自分がいるように」
という状態に持っていきます。

景色の中に自分を置いていると、ある時一気に夢の中に入れる瞬間が訪れます。
一気に夢の中にダイブする感覚で入っていきましょう。

このとき、ぼんやりとした景色が、驚くほど鮮明にくっきり視界に広がるようになります。
そう、これが明晰夢です。

それは現実では到底味わえない感覚で、まるでファンタジーの世界に入ったかのような、すごい衝撃的で、爽快で気持ちのいい感覚が味わえます。

夢の中に入ったら、自分が夢の中にいると自覚してください。
よくある「自分のほっぺたをつねって痛くないと確認する」という方法でOKです。

最初のうちはこれが夢であることを忘れ、夢の中の出来事に振り回されてしまいますが、何度か実践しているうちに慣れて自由に動くようになれます。

あとは、その夢を自由に動かすのはあなたの想像力次第です。
実際にそこに出来事が起こるよう思い込むことで、自由に夢を操ることが出来ます。

金縛りからの幽体離脱

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瞑想状態から、意識が夢の中に入らずに、先に体だけが眠ってしまう時があります。

自分が寝ている部屋の感覚を維持したまま、体だけが先に眠り動かなくなります。いわゆる「金縛り状態」です。

金縛りというと霊的なものだと思う人もいますが、それは間違いです。
金縛りはあくまでとてつもなくリアルで鮮明な「自分の部屋にいる夢」を見ているに過ぎません。

しかし、金縛り状態の夢が形成する景色ははあまりにリアルで自分の部屋のそれと全く同じといって過言ではありません。現実世界の感覚をひきずったまま夢に入るので、感覚が現実に極限まで近くなってしまっているのです。

そして、実際には寝ているため、「現実世界の体を動かそうと」すると、夢の世界の体は動きません。そのため、人は体が動かず金縛りにあったと思い、そこに恐怖心が芽生え、お化けなど恐ろしい風景を見てしまいます。

この金縛りの状態から抜け出す方法は、「自分が金縛りにあっている」と認識することです。
最初のうちは怖くてパニックになりますが、慣れてくると「あ、また金縛りか」と思い、夢の中の自分を動かせるようになります。

金縛りから抜け出すコツは色々あります。

まず、部屋から抜け出す方法です。手足を動かそうとすると動けないので、体全部ごと宙に浮いて部屋から出たり、部屋ごと動かして外に出ようとしてください。

次に、楽しいものを召喚する方法です。
動けないとお化けなど怖いものを召喚してしまいがちですが、ここは夢の中、自分の好きなものを召喚できます。夢が楽しくなるような「何か」を召喚して、その部屋自体を楽しい空間にしてしまいましょう。

体外離脱法

幽体離脱と体外離脱は似ていますが少し違います。

人の体は、意識と無意識で動いています。
手や足を動かすのは意識、心臓や内蔵は無意識です。
交感神経、副交感神経とも呼びます。

この意識下にある感覚を手放し、自分を動かしている感覚を夢の世界のものに置き換えて、自分の体から抜け出るような感覚で行います。

現実の体とは別に、頭の中で自分の体を想像してください。
そして想像の体と、現実の体を重ねあわせ、想像の体の腕だけを動かす訓練をします。
感覚が意識下にあると、現実の腕が動きます。しかし、腕の感覚を意識下から手放せていれば、想像の中の体の腕だけが動きます。
同様に体の感覚も手放していきます。

ここで難しいのが眼球の動きや呼吸です。これらは意識と無意識が同居しており、上記の自律訓練法などで完全にリラックスし、眼球と呼吸の動きを意識下から手放していないと、離脱時に景色を見たり、呼吸の変わり目の場所で現実の体にひっぱられ、夢の世界から引き戻されてしまいます。

難易度的には難しい方ですが、慣れてしまうと、「あ、今呼吸が意識から離れたな」というのがわかります(音が変わります)。
眼球がリラックスしたときは、眼球が沈み込んでいくような感覚があります。

そして全ての感覚を夢の中の感覚に置き換えれば体外離脱完了。
明晰夢の世界にようこそです。

大抵は自分の部屋から始まることが多いですが、幽体離脱と違い、現実とのリンク感は薄いです。
当たりを見回せば不思議な世界がありますし、部屋から出るのも容易いはずです。

【睡眠用BGM】聴くだけで10分以内に眠くなる不思議な音楽

出典元:YouTube

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